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【祐天寺駅】歴史ある祐天寺の魅力を知ろう!

祐天寺とは、東急東横線の祐天寺駅から徒歩5分にある歴史ある浄土宗の寺院です。祐天寺近辺の街は寺院の門前町として発展したため、祐天寺と地域のつながりは強く、盆踊り大会や縁日などの地域イベントの開催・運営を祐天寺が行ったりしています。

東京都目黒区中目黒5丁目24番53号

今回はそんな祐天寺について、地元との交流や歴史などを踏まえて紹介します。

祐天寺の地元との交流

祐天寺近辺の街は門前町として発展した背景もあり、周辺の土地は祐天寺が所有している場合が多くあります。そのためマンションなどの不動産自体も、土地の権利は祐天寺が所有し地代を徴収している場合があります。このように周辺地域に大きな影響を持っている祐天寺は、地元民とのつながりも非常に強く、様々な地域イベントを開催・運営しています。

目黒区最大級の夏祭り「祐天寺み魂まつり」

祐天寺駅 目黒区最大級の夏祭り「祐天寺み魂まつり」

祭りのメインは盆踊りで誰でも自由参加のため、盛大に盛り上がります。子供の部と大人の部の2部構成となり、大人も子供も楽しむ事ができます。屋台で飲んでもよし、盆踊りを楽しむもよしと、見所満載の祭りになっています。

目黒区最大級の夏祭り「祐天寺み魂まつり」

意外と知られていないですが、祐天寺にはシダレ桜があります。春になるとお寺という歴史的建築物と桜の組み合わせは、東京ではなかなか味わえない景観を楽しむ事ができます。あまり知られていないので、気になる方は桜の季節にぜひ足を運んでください。他の桜の名所とはまた一味違う空気を感じることができるでしょう。

祐天寺駅 祐天寺み魂まつり

祐天寺の歴史

祐天寺誕生秘話

祐天寺誕生の歴史は、祐天寺のホームページで詳しく述べられています。一部引用します。

増上寺第三十六世祐天上人は、正徳4年(1714)増上寺を退隠し、ひたすら名号の書写と念仏の生活を送りました。享保3年(1718)7月15日、弟子の祐海に「一寺を創営し、長時の念仏を修し、未来の衆生済度のために備えよ」と遺言し、鉦を鳴らして仏名を称え、世寿82歳にして西に向かわれました。祐海は遺命を受け、新寺建立禁止の世情ではありましたが、8代将軍吉宗公の許可を得て、善久院という寺に改めて祐天寺の名を付し、開創されたのです。こうして、この目黒の地に、祐天上人を開山と仰ぐ念仏道場は起立されたのです。

このようにもともとは常念仏堂として建立された堂宇を再建したものが、祐天寺であります。

祐天寺駅 祐天寺誕生秘話

祐天寺の建築物

境内には様々な建物がありますが、「本堂」と「書院」、「阿弥陀堂」、「仁王門」、そして「地蔵堂」の5つは、どれも江戸時代に建設された歴史がある建築物になります。ただ「本堂」と「書院」は一度火災で焼失してしまい、明治時代に再建され今の姿になっています。

祐天寺駅 本堂 書院 阿弥陀堂 仁王門

5つの歴史ある建物以外にも、「精進殿」や「仏舎利殿」などの昭和に建てられた建築物もあります。

祐天寺駅 精進殿 仏舎利殿 地蔵堂

祐天寺の文化財

国の登録有形文化財として、「本堂」と「書院」、「地蔵堂」、「地蔵堂門」、「表門」、「水屋」が登録されています。また建築物では、「仁王門」と「阿弥陀堂」が目黒区指定有形文化財となっています。

祐天寺駅 祐天寺の文化財

まとめ

今回は祐天寺の地元の特集と簡単な歴史と魅力をお伝えしました。特に祐天寺は地元の人々との交流を大切にしておりイベントが開催されると、祐天寺に住んでいる人はもちろん、隣街の人まで数多くの参加者が集まるほど、祐天寺は大きな影響力があります。また祐天寺の境内の中には魅力的な歴史ある建築物が多いため、お寺を眺めながら散歩などを楽しむこともできるでしょう。

ぜひ祐天寺駅近辺に住んで、大人気路線の東急東横線ライフをしてみませんか?

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