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祐天寺駅の鉄道カレー店「ナイアガラ」人気の秘訣とは?〜というか鉄道カレーってなにw?〜

祐天寺駅の「ナイアガラ」は、東急東横線祐天寺駅から徒歩4分の鉄道カレー店「ナイアガラ」といえば、鉄道ファンなら知らぬ者はいない、と呼ばれる程の有名店です。「ナイアガラ」の雰囲気は鉄道一色。椅子も、かつて「湘南電車」80系で使用されていた座席の本物を使用しているこだわりです。カレーを運んでくるのも、何と模型の汽車なのです!祐天寺駅の「ナイアガラ」はなぜ行列が絶えない人気店なのか?徹底分析していきます。

「ナイアガラ」人気の秘訣とは?

  • ①「ナイアガラ」の歴史
  • ②店内は隅々まで鉄道づくし
  • ③料理は汽車にのって

祐天寺駅の「ナイアガラ」の歴史

祐天寺駅の「ナイアガラ」は、創業から50年以上の歴史を持つカレー店です。店内の鉄道グッズは、全て同店”駅長”の内藤博敏氏が自身の手で収集したものです。駅長の内藤氏は、少年時代を戦時中に過ごした経験を持ちます。そんな内藤氏が地方に疎開する前、母がありあわせの材料でカレーライスを作ってくれたと言います。終戦を迎えて20歳となってからは、13年間料理人として修行を積み、その後、1963年に「ナイアガラ」をオープンさせました。なぜ、鉄道だったのか?それは内藤氏の少年時代の思い出に大きな影響があります。疎開先で単線の線路を汽車が行き来する光景をいつも眺めていたという内藤氏は、汽車の往来を操る駅長の姿に憧れていた。貧しい時代を精神的に支えてくれた「カレー」と「鉄道」への感謝の気持ちが、「ナイアガラ」を作っているのです。

祐天寺駅の「ナイアガラ」は店内は隅々まで鉄道づくし

店頭には踏切の警報機が立ち、窓には「D51形蒸気機関車」の先頭部が飾られています。店内はもっとインパクトがあり、蒸気機関車や電車のナンバープレートに、網棚、行き先の表示板などとにかく鉄道づくし。店頭にある踏切や機関車の先頭部も含めて、これらはもちろん全て実際に使われていた本物の様です。中にはかつて天皇・皇后・皇太后が利用した「お召し列車」のレアなプレートもあります。また、店内の座席や、キッチンとホールを仕切る扉も、実際に日本の鉄道で使われていたものなので初めて訪れる人は間違いなく驚くことでしょう。鉄道ファンにはたまらないでしょう。

料理は汽車にのって

祐天寺駅の「ナイアガラ」の魅力の一つでもあるのが料理の運び方です。テーブル席の脇には模型の線路が敷かれており、カウンターから「発車します! 」という掛け声と共に線路の上を蒸気機関車の模型が走ってきます。機関車がけん引しているのは、もちろん注文した料理。「ナイアガラ」ではテーブル席でメニューをオーダーすると、こうして模型の機関車や列車が席まで料理を運んでくれるのです。鉄道ファンにはたまらないでしょう。またカレーにも拘りがあり、ニンジンやジャガイモ、豚のヒレ肉などが入ったポークカレーで特に辛口がおすすめで辛口にしてはマイルドで食べやすい印象だが、後味にピリッとスパイスの刺激を感じる本格派なカレーです。

祐天寺駅の「ナイアガラ」人気の秘訣とは?まとめ

いかがでしたか?50年以上の歴史を持つ祐天寺駅の「ナイアガラ」の人気の秘訣が分かったのではないでしょうか。鉄道ファンはもちろん、そうでない人も祐天寺駅の歴史あるお店「ナイアガラ」に是非一度足を運んでみるべきです。

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